最初からただならぬ気配が漂ってた
昭和の秋を背景にしてるのに、どこか現実と非現実の境目みたいな雰囲気があってゾワッとした。
久部三成（菅田将暉さん）が八分坂に迷い込むシーン、あれだけで物語に引きずり込まれちゃうんだよね。
ストリップ小屋のネオン、英語の刻印…全部が何かの伏線に見えてくるのが怖いくらい。
登場人物たちのクセがすごい
無料案内所のオババ（菊地凛子さん）、一度見たら忘れられない存在感。
ただ立ってるだけでも、絶対に何かを知ってるって思わせる雰囲気がある。
そして久部が開けたWS劇場の扉、その中で出会う人々…。
正直、「まさかこの人が…！」って場面は心臓止まるかと思った。
登場人物それぞれの言葉や動作に意味が詰まってるから、つい細部まで目が離せなくなるんだよね。
一瞬ごとに仕掛けられてる驚き
観てる間ずっと、演劇を観客として観ているのか、それとも舞台の中に引き込まれているのか分からなくなる感じがした。
あの劇場の中で起きた“ある瞬間”なんて、思い出すだけで鳥肌。
観終わった後に頭の中で「あれは何だったんだろう」って繰り返し考えちゃうんだけど、それがまた楽しい。
第1話から心を掴まれた理由
普通のドラマとは違うリズム感で進むのに、不思議と退屈する暇がない。
久部三成（菅田将暉さん）の激情や、オババ（菊地凛子さん）の不気味な優しさ…。
全部が絡まり合ってて、視聴者も一緒に舞台の裏側へ迷い込んだみたいになるんだ。
しかも一度観た人にしか分からない「衝撃の瞬間」がいくつも隠れてて、胸の奥にずっと残るんだよね。
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