「恋する警護24時 season2」第2話の感想|疑念が警護を突き動かす夜【ネタバレなし】

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辰之助(岩本照さん)が「これは俺の任務じゃない」と呟く瞬間から、空気が一気に張り詰めた。
罪に近づく警護対象・五十嵐聖(大地伸永さん)を守る中で、社長・和江(松下由樹さん)の助言を受けて、「警護しながら真相を確かめる」という矛盾を背負う決意を固める。
この葛藤が、ただのアクション+恋愛ドラマではない深みを演出していて、見応えがあった。

いっぽうで、千早(成海璃子さん)の「疑惑は疑惑のまま」という慎重さと、辰之助の「真実を掴みたい」という決断の温度差が、二人の関係に鋭さをもたらしていた。
大量のファンレターをきっかけに浮かび上がる若葉(水谷果穂さん)という女性の影、そして五十嵐の一瞬見せた表情…あの場面で「やっぱり怪しい」と思ってしまった自分がいて、侮れないなと思った。

“警護”という任務の重さが、一歩外すと“犯人の片棒を担ぐ”ことにもなりかねない。
そして、恋という名の守るべき日常は、時差や遠距離を含めてどんどん難度が上がってきてる。
今回観ていて心に残ったのは、あの夜道での視線と、画面越しに交わされるやりとり。
同時に、「任務として守る」のと「守りたいものを守る」の微妙な違いがじわじわと浮かび上がってきて、ハラハラした。

この回を見て、守るための警護と、自分自身の信念が交錯するドラマなんだと実感した。
思い返すほど「あの選択」が意味を持っていたんだな…と、後からじんわり効いてくる。
登場人物たちの表情の裏側も、これから明らかになっていきそうで、深読みが止まらない。

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