「君としたキスはいつまでも」第1話の感想|“あの湖畔の夜”が心に静かに響いた瞬間【ネタバレなし】

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思い出の小学校がホテルに変わる瞬間

湖畔に佇むあの小学校が、“ホテル”としてプレオープンを迎えるって設定だけで、もう胸の奥がじんわりした。君としたキスはいつまでもの舞台が、廃校をフルリノベーションしたホテルというところに、“過去と今”“変化と記憶”というテーマが滲んでて、映像が浮かんだ。 :contentReference[oaicite:1]{index=1}
フロントで働くチエ(清水くるみさん)がその空気の入口にいて、ロビーに集まる卒業生たちの顔ぶれが「ただのお泊まりじゃない」雰囲気を醸し出してた。

幼なじみの初デートが“初めての場所”になる

卒業生・佐々木(細田佳央太さん)とみく(莉子さん)、幼なじみで/付き合い始めたばかり、そして初めてのお泊りデート。手をつないだことさえない二人が、かつての学び舎だった場所に来るって…それだけで“距離”が気になる。
「なんだか今日はいつもと違うな」「どうしてこの景色、こんなに胸に迫るの?」って、みくちゃんのモヤモヤにも自分の心がざわついた。
体育館でバスケットボールをしたあの頃と、今、二人が向き合っている過去と現在とが重なって、静かな波が立ってた。

恋に不器用な彼、キスまでの“時間”が静かに進む

佐々木くんの“気づかない”感じが、またリアルで、胸がキュンというより胸が重くなった。みくちゃんの期待と不安の両方が見えて、切ない。
「手をつないでくれたらいいのに」「この夜、何かが変わるような気がする」って、自分でも知らずに思ってしまった。
そして、“キス”という言葉がタイトルにあるだけに、その瞬間がいつ来るのか、来るのか、っていう静かな緊張がずっとあった。

記憶の中の場所が“今”の自分に問いかける

“初めての場所”“幼なじみ”“卒業校”というキーワードが幾重にも重なって、映像の中のホテルが「思い出そのもの」として機能してた。
見る側として、「あの体育館のバスケットボールが今の二人にどう響くんだろう」と考えてしまった。
場所が時間を運んできて、二人の関係を揺らして、そして未来へ問いを向けて…そんな構図が第1話に詰まっていたと思う。

第1話を見終わったあと、夜になっても“そのホテル”の窓の向こう、湖の静けさが頭に残ってた。
甘さだけじゃなくて、切なさ、迷い、期待、全部が入り混じった夜だった。
これから二人がどう“キス”へと向かっていくのか、静かにでも強く気持ちが動いた夜だった。

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