いつまでも“隠し事”ではいられない瞬間
いろは(池村碧彩ちゃん)の担任・智也(中村蒼さん)に、“ニセママ”としての薫(波瑠さん)の事情が迫られるあのシーン…もう鳥肌が立った。
「絶体絶命か?」と思ったその時、竜馬(向井康二さん)の登場がまるで救援のサイレンのように駆けてきて、胸がギュッとなった。
だけど、この“かわし方”にもただの勝利感じゃなくて裏側の影がちらついて、安心できない余白がすごく印象的だった。
ファミリーデーという“戦場”で見えた素顔
舞台は柳和学園の保護者主催の一大イベント「ファミリーデー」。
模擬店の出展をめぐって、薫ちゃんと玲香(野呂佳代さん)が火花を散らす議論…その緊張感、ここまで露骨だとは。
茉海恵(川栄李奈さん)の「フレッシュジュースのお店出そうよ」という提案に、思わず「シンプルにいい!」って声出しそうになったんだけど、その裏で“思わぬ人物”との遭遇が待っていたっていう伏線が、夜になっても頭を駆け巡った。
嘘がほころび始める、静かな崩壊
「嘘をつき続けるのも、いつかはばれる」―この回、その言葉が画面のあちこちに染みていた。
智也先生の観察眼がもう“教師”の範疇を超えてて、「探偵?」って突っ込みたくなったけど、そこで薫ちゃんがポツっと言った言葉が忘れられない。
そして垣間見える茉海恵さんの過去、そして“本当の父親”の影…。
あの一連の流れは、ただの学園ドラマじゃなくて“生きる嘘”を描く物語として冴えてたなぁ。
第4話、終わったあと心がざわついて、寝る前に「もし自分だったらどうする?」ってベッドの中で考えちゃった。
嘘が崩れる瞬間の音って、きっと聞きたくないけど目を背けられない。


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