「コーチ」第1話の感想|不器用な導き手、その影が見えた夜

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異動で現れた謎の男

西署の係長・益山瞳(倉科カナさん)は、若くして管理職になったが、年上部下との軋轢に疲れを感じていた。
そんな折、異例の異動で現れたのは、見た目は冴えないおじさんの向井光太郎(唐沢寿明さん)。
しかしその人物が、刑事としてはずば抜けた才覚を持っていて――瞳はその“謎”に戸惑う。

事件現場で交差する二人

ある一軒家で起きた殺人事件。
瞳が現場へ駆けつけた先に、既に向井の姿があり、謎は一気に深まる。
被害者男性の次男の証言から、長男・智治(林泰文さん)に捜査の網がかかるが、瞳の判断ミスで逃がしてしまう。
その責任の重さが、瞳の胸に暗い影を落とす。

コーチと部下、導きと葛藤

向井の有能さとミステリアスさ、瞳の葛藤、若手刑事たちの焦燥…。
この第1話には、“導き手”と“迷える者”の交錯がすでに刻まれていた。
これから向井がコーチとしてどんな問いを投げかけていくのか、その序章として、胸に残る夜だった。

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