「ちょっとだけエスパー」第2話の感想|“仮初の夫婦”が始まった瞬間にハッとした夜【ネタバレなし】

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カプセルを飲んで、世界を救う!?

文太(大泉洋さん)がまさかの“ちょっとだけエスパー”になっちゃうっていう、あの最初の唐突さにもう心が持っていかれた。
会社「ノナマーレ」で、社長・兆(岡田将生さん)から言われるままカプセルを飲んだあの瞬間から、やっぱり普通じゃない日常が始まってる。
第2話ではさらに、「世界を救う」って言われても「ほんとに?」って思わずつぶやいちゃうようなミッションが立ちはだかってて、その“腑に落ちない”感じがすごくリアルだった。
「触っている間だけ心の声が聞こえる」という能力が、文太くんの生活そのものをガラリと変えてる空気が、画面からひしひしと伝わってきた。

仮初の夫婦、だけど何かがちがう

四季(宮﨑あおいさん)と“仮初の夫婦”として暮らすことになった文太くん。
なのに四季ちゃんが「夫婦なのに!」っていうツッコミを入れるタイミング、その“よそよそしさ”がおもしろくて、でもちょっと切なかった。
「なんで私がこの人と?」っていう文太くんの混乱も、見ていて胸がキュッとなる瞬間があって。
“お芝居”じゃなくて、四季ちゃんが本当に文太くんを「夫だ」と思い込んでるっていう設定が、どこか羽が浮いたような現実感のない暮らしを際立たせてて、そこがまたこのドラマの魅力だなって。

ミッションを追う中で見える“世界を救う”本当の意味

今回のミッション、画家が目的地に向かうのを阻止するという謎の内容。
箱根・大涌谷へ向かう展開になったあたりで、「ああ、もうこの物語は“普通の仕事”じゃ終わらないんだ」って悟った。
仲間の花咲かエスパー桜介(ディーン・フジオカさん)や円寂(高畑淳子さん)、半蔵(宇野祥平さん)とのやりとりもそれぞれ個性的で、ちょっとだけエスパーたちの“世界を背負う感じ”が透けて見えた。
それと同時に「触れてしまった人の心の声」が、能力の面白さ以上に“責任”として文太くんにのしかかってるなって感じた。
見てるこちらも、無力じゃいられない気持ちになるというか。

この回で変わったもの、そして残った疑問

第2話を見終わったあとは、「あの瞬間」をどう思い出すかがポイントになる。
仮初の夫婦の夜、ミッションの謎、能力が開いたドア…一つ一つが“変化”の兆し。
でも同時に、「この能力、結局どう活かされるの?」「あの人は本当に味方?それとも…?」という疑問もくっきり残る。
あのラストシーンでピンときたんだけど、胸の奥で小さく「これから本当に何かが始まる」って鼓動が聞こえた気がする。
それだけに、夜になってもふと「あの台詞」「あの光景」が頭をよぎって、うっかり笑っちゃうんだけど心は真剣になってる、自分でも不思議な気分だった。

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