はじめに:あの「ちはやふる」が新たな姿で
“ちはやふる”って聞くと、千早たち瑞沢高校かるた部を思い出すから、ドラマ版オリジナルストーリーって聞いたとき最初はドキドキした。
でも蓋を開けたら、「めぐる」という新世代を描きながら、過去と未来をつなぐ演出が随所にあって、本当に“次の章”を見せてくれてるって感じたな。
主演・當真あみさんの演技も瑞々しくて、期待以上の展開が多くて、最終回まで気持ちが離れなかった。
ストーリーの流れとテーマ:継承と挑戦
めぐる(藍沢めぐる/當真あみ)は、かるた部を立て直しながら、全国大会を目指す。
最終予選で瑞沢高校と再戦するっていう大きな壁が、シリーズのクライマックスになる。
読手として関わる奏(上白石萌音)とか、ライバル校・瑞沢の凪(原菜乃華)との対決とか、友情と競争が交錯する展開が美しかった。
過去の物語(千早たちの物語)を知ってる視聴者には、「あの先」の世界を見せてくれてるという喜びもあった。
名シーン・胸を打たれた言葉
最終予選、「もう怖くなんかない…」って宣言するめぐるの姿がすごく印象的だった。
これまでの努力と葛藤、仲間と支え合った日々、全部を背負ってあの場に立ってる感じが伝わってきた。
あと、奏が読手として朗々と詠む場面 ― 声だけじゃなく音の余韻が胸に響いた。
最後、涙をこらえながら仲間を見送る場面や、めぐると凪の対峙シーンも、セリフじゃない無言の空気で心が締めつけられた。
キャラ別ふり返り:“めぐる”視点で見た彼ら
めぐる(藍沢めぐる)
優秀ではないけど、あきらめない“意志”を持った人。
挫折や迷いを見せつつ、それでも前に進もうとする姿が、本当に主人公だなと思った。
奏(大江奏)
読手・指導者・支援する立場で、めぐるたちの背中を押す存在。
ただの応援役じゃなくて、自分の存在意義や葛藤も匂わせていて、味があるキャラクターだった。
凪(瑞沢・月浦凪)
強くて冷静、でも情熱を秘めてる感じがいい。
めぐるとの競技で見せる表情の揺れ、「勝ちたいけど、ただ勝ちたいだけじゃない」という思いが伝わってきた。
周囲の部員たちやライバル校のキャラ
ひとりひとりの“かるたへの思い”が描かれてて、背景が薄いと思わせなかった。
チームとしての絆、負けた痛み、再起する意志、それぞれのエピソードが重なって世界が生きてた。
気になったところ・もっと描いてほしかった部分
前作の千早たちとのつながりをもっと見たかった、という欲は正直あった。
特に、めぐるが瑞沢OBや過去キャラと出会う瞬間を挟んでほしかったなあと思う場面もあった。
展開が駆け足に感じる回もあって、試合中の駆け引き描写をもう少し丁寧にしてほしかったとも思う。
だけど、それが逆に余白を残してくれて、視聴者が想像できる余地があったのも良かったと思う。
まとめ
「ちはやふる-めぐり-」は、競技かるたというテーマを、青春と継承という切り口で新しく見せてくれたドラマだった。
めぐるたちの情熱、仲間との絆、過去と未来をつなぐ思いがぎゅっと詰まってて、ラストまで心震えた。
もしあなたが“青春スポ根もの好き”“前作も好きで続きが見たい派”なら、このドラマは絶対刺さると思う。
名シーンやセリフもたくさんあって、終わったあともふと思い出して涙が出そうになる、そんな作品になったなって思う。
楽天市場、24時間限定タイムセール | 毎朝10時更新!日替わりで毎日お得!
Amazonタイムセール人気の商品が日替わりで登場。毎日お得なタイムセール
コメント