「ぼくたちん家」第4話の感想|“好き”が言えず、契約が始まる夜に【ネタバレなし】

本ページはプロモーションが含まれています

言葉にできない「好きなんです!」

波多野玄一(及川光博さん)が、作田索(手越祐也さん)に真っ直ぐ「好きなんです!」と告白する場面。
ずっとおせっかいを焼いていたのはただの親切じゃなくて、本当の想いだったと気づいたとき、胸の奥がギュッと縮まった。
だけど索さんが「そんなことより、今はほたるさんのことですよ」と言った瞬間、静かな衝撃が走った。
なんだろう、台詞の余韻がずっと残って離れなかった。

契約と親子のフリ、その影の重み

玄一が中学3年生の楠ほたる(白鳥玉季さん)と“親子のフリ”をする契約を交わしたことで、新しい世界が動き出す。
その契約を知った実父・仁(光石研さん)が絡んでくると、もう後戻りできない扉が開いた感。
「あなた捕まりますよ?」という索さんの怒りの言葉が、ただの脅しじゃないリアルなものに感じられて、ハラハラした。
契約という軽さの裏に、責任と嘘がずっしりと詰まってる。

「手紙」の到来と一気に動き出す展開 ほたる宛に差出人不明の手紙が届いたとき、部屋に隠していた3000万円入りのスーツケースを持って、アパートを出た瞬間の空気が、鳥肌が立つほど冷たくて。 そしてその直後に、仁にさらわれるって…もう、目が離せなかった。 「誰が差出人なの!?」という疑問が、見てる私の心の中でずーんと膨らんで、夜になっても頭を離れない。 見えそうで見えない“家族”の形

玄一・ほたる・索・仁。4人の関係がゆっくりと、だけど確実に崩れて、そして再構築されていく匂いが漂ってる。
“本当の家族”とは何か、“親子”とはどういうものか、誰かが演じるフリをすることで見えてくるものがこんなにもあるなんて。
第4話を見終わって、画面の向こう側に“契約”の重さと、“告白”の軽さが交雑してたんじゃないかなって思った。

「ぼくたちん家」の関連グッズを楽天ブックスで探す
「ぼくたちん家」の関連グッズをAmazonで探す

コメント