べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第38話 (ネタバレあり) ここからが本当の奔走の始まりだよ…!

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2025年10月5日(日)放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第38話「地本問屋仲間事之始」を観たよ。
今回も心にズシンとくる展開だったから、思ったこと全部話すね。

ざっくり今回のあらすじ

歌麿の妻・きよが体調を崩して、錯乱してしまうほどに重くなっていく展開が本当につらかった。
蔦重は、鶴屋の取り計らいで北尾政演(山東京伝)と再会するけど、浮ついた姿勢を叱る場面がピリピリしててドキドキした。
幕府が出版統制令を出して、江戸中の版元たちが大混乱になる。
地本(出版関係者)たちが右往左往する中、蔦重は「抜け道」を探そうと奔走する。
長谷川平蔵も巻き込まれて、株仲間制度で地本を統制しようという案が出てくる。
江戸と上方の出版戦争みたいな構図も見え始めて、めちゃくちゃ緊迫してきた。
そして、きよがついに亡くなってしまう。
歌麿がきよの亡骸と向き合うシーンで涙が止まらなかった。

きよの最期と歌麿の悲痛さ

きよの錯乱シーン、本当に胸が痛かった。
幻聴のように聞こえる声、うつろな表情、まるで夢と現実の境目を漂っているみたいだった。
歌麿がきよを抱きしめながら泣く姿、あんなに強い人なのに壊れそうで、見てるこっちが苦しくなった。
蔦重が「生き残って命を描け」と歌麿に語りかけるシーン、魂に響いた。
その言葉が、これからの歌麿の人生の原動力になるんだろうなと思うと、涙が止まらなかった。
喪失って、こんなに静かで、こんなに重いんだね。

蔦重の覚悟と出版統制との戦い

幕府のお触れに対して蔦重が立ち上がる展開、めっちゃかっこよかった。
「お触れをやめさせる。出したければ奉行の指図を受けろ。」って言い放つあのシーン、痺れた。
でも、まわりの版元たちは「そんなの無理だ」って反発してて、会議の空気が張りつめてた。
それでも蔦重は引かない。
あの人って本当に、命をかけて本を作ってるんだなって思った。
北尾政演が協力を申し出るところも熱かった。
過去の因縁を乗り越えて再びタッグを組む流れ、胸が熱くなった。
株仲間制度を出版にまで広げるって発想も、当時の時代背景を考えるとすごくリアルで怖い。
出版がただの文化じゃなくて、政治や権力の中に飲み込まれていく感じがゾクッとした。

上方との絡みと今後の予感

蔦重と鶴屋が上方の大和田に接触するくだり、展開が新鮮でわくわくした。
江戸と上方の出版対決、文化の戦いって感じでテンション上がった。
でも大和田の「安く仕入れて西で売りたい」って軽い感じに、蔦重がどう動くのか気になる。
単なる商売じゃなく、文化を守るって信念で動く蔦重との対比が面白い。
この上方との関係が、次回以降のキーポイントになりそうな予感。
出版を通して時代そのものを変えようとする蔦重のスケール感、ほんとにカッコいい。

感想まとめ(ツッコミ入りで)

きよの死、早すぎない?って思っちゃった。
もう少し幸せな時間を見せてほしかったな。
でもその悲しみが、歌麿と蔦重を新しい境地に導いていくんだろうね。
蔦重の「抜け道」発言、ギリギリすぎて見てる方がヒヤヒヤする。
あの人、常に綱渡りしてる感じ。
株仲間制度を取り入れるっていうアイデア、時代の流れに抗うどころか、自分で新しいルールを作っちゃうのがすごい。
上方との関係も、文化の広がりを感じさせて胸が熱くなった。
歌麿との友情もどんどん強くなってきて、戦友って言葉がぴったり。
この二人の関係性がドラマの核になってる気がする。

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