「晩酌の流儀4 〜秋冬編〜」第5話の感想|ハロウィンの夜に“見えないもの”と乾杯【ネタバレなし】

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ハロウィンの夜、笑いとゾクッが同居する

今日はハロウィン。
お酒の仮装をした美幸(栗山千明さん)の登場から、すでにテンションが最高だった。
その独特な世界観の中に、スーパー「ツルマートプチ」の店員・牛場(馬場裕之さん)と店長・珍山(ミスターちんさん)がやってくる流れも、まるで小さなコントみたいで思わず笑っちゃった。
でも、そこに漂うちょっとした違和感が、じわじわと怖さを連れてくる。
“晩酌ドラマ”なのに、こんなにゾクッとする瞬間があるなんて思わなかった。

笑いとオカルトの絶妙なブレンド

牛場くんが「料理動画チャンネルを撮るための部屋を探してる」っていう話も、地味にリアル。
登録者数が増えて、もっと本格的にやりたい気持ち、すごくわかる。
けど、霊感が強い珍山さんが“どの部屋にも霊がいる”って言い出した瞬間のあの空気!
笑いそうになるのに、なぜか少し背筋が冷える感じ。
“霊の気配”って、信じるかどうかじゃなくて、雰囲気で感じちゃうものなんだなって思った。
このドラマ、笑いと小さなホラーをうまく混ぜるのが本当に上手い。

美幸の勘の鋭さが光る

お化けが苦手な牛場くんが「もう部屋探しやめます!」って言い出す流れも可愛かったけど、
そのあと美幸ちゃんがふと“ある違和感”に気づくところ。
あの静かな一瞬に、彼女の洞察力が詰まってた。
人の心の動きでも、空気の変化でも、彼女は見逃さない。
そこに“お酒を通して人生を味わう”という、このシリーズらしいテーマがちゃんと息づいてる。
見終わったあと、なんだかハロウィンの夜に一杯飲みたくなった。

小さな日常に、ぬくもりと余韻を

霊だとか、不思議な出来事だとか、そんなテーマでも、
最後にはちゃんと「今日も一日おつかれさま」って気持ちに戻してくれるのがこの作品の魅力。
ハロウィンの夜のにぎやかさと、美幸の静かな晩酌時間。
この対比がなんとも心地よくて、ほっとした。
笑って、ちょっと怖くて、最後は温かい。
第5話はまさに“秋の夜長にぴったりな一杯”だった。

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