「すべての恋が終わるとしても」第5話の感想|“嘘と愛の境界線”が崩れ落ちた夜に【ネタバレなし】

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あの日の“嘘”が生んだ痛み

3年前の大崎真央(神尾楓珠さん)と羽沢由宇(葵わかなさん)の別れ。
ただのすれ違いだと思っていたあの瞬間に、こんな真実が隠れていたなんて…。
「好きじゃなくなった」という言葉の裏側が、“愛しているからこそ”の嘘だったと知った時、胸がきゅっと締めつけられた。
真央の静かな強さと、由宇のまっすぐな優しさ。
お互いの想いが違う方向を向いてしまっただけで、愛そのものはずっとそこにあった気がする。

再会が引き起こした、止まっていた時間

病気のことを誰にも話さず、5年という時間をただ“耐えてきた”真央。
再会をきっかけに、閉じ込めていた感情が少しずつ溶けていく様子に、見ているこっちの呼吸まで浅くなる。
偶然、由宇と野北駿太郎(白洲迅さん)が食事をしているところを見かけたシーン。
あの瞬間の真央の表情、何も言葉がなくても全部伝わってしまう。
そしてその直後の出来事――何も知らない由宇の笑顔との対比が、あまりに切なかった。

動き出す周囲の人たち

株式会社「ソラリス」での打ち合わせに真央が来ない朝、
戸田由紀恵(久保田磨希さん)の「何かあったのでは?」という不安が、まるで視聴者の気持ちそのままだった。
彼の高校時代を知る由宇、妹の莉津(本田望結さん)、親友の西颯(藤原丈一郎さん)。
みんなの“真央を想う気持ち”が交差して、見ていて胸が温かくも痛くなる。
それぞれの視線の先にある“後悔”と“祈り”が静かに滲んでいた。

愛のかたちを、もう一度信じたくなる

第5話を見て、愛は時に優しさよりも残酷だと改めて感じた。
でも同時に、「人を想う」という気持ちは、時間や距離を超えて続いていくものなんだと信じたくなった。
真央が選んだ“別れ”も、由宇が選ぶ“これから”も、全部が誰かを守るための選択。
見終わったあと、しばらく涙が止まらなかったけど、不思議と心の奥が温かくなった。

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