静かな歓迎会に落ちた小さな影
翠(宇垣美里さん)の歓迎会で、真央(山中柔太朗さん)の自宅に集まったidea建築事務所のメンバーたち。
和やかで温かい空気の中、「将来設計アプリ」を使おうと言い出した松原(上原佑太さん)の一言が、まさかあんな空気を生むなんて。
ゲームのような感覚で始まったのに、真央が“好きな人がいる”と口にした瞬間、笑顔の中にピキッと音がした気がした。
あの一瞬の沈黙、きっと水乃(鶴嶋乃愛さん)だけじゃなく、誰の胸にも刺さったと思う。
静かな夜に、小さな“揺れ”が生まれる瞬間ってああいうことなんだろうな。
交差するまなざし、すれ違う想い
水乃ちゃんが真央を見つめる目。
そこには恋というより、“届かないって分かってるけどそれでも”という痛みが滲んでた。
真央と翠のあいだに漂う空気は、まるで言葉より先に心が通じ合ってるようで、見ていて少し苦しくなる。
翠がふと見せる優しさも、真央の不器用な笑顔も、どこか“触れたら壊れそう”な繊細さを感じた。
それでも誰も言葉にできないまま、ただ視線だけが交差する。
恋愛ドラマなのに、まるで建築のように感情が組み上がっていく感じがする。
明かされる過去と、見えてしまった傷
翠が真央の幼なじみ・エリカ(水崎綾女さん)から聞いた“トラウマ”の話。
その瞬間、彼の強がりの奥にある脆さが一気に見えた気がした。
“過去を知らない優しさ”ってあるけど、それを知ってしまったときの優しさって、もう別物なんだよね。
翠の表情がほんの少し曇った瞬間、彼女が“ただの同僚”ではなくなっていく予感がした。
優しさと戸惑いのあいだで揺れる翠の姿に、胸がきゅっと締めつけられた。
“できても、できなくても”の意味が変わる
第5話では、できること・できないことの境界が、恋愛にも人生にも重なって見えた。
水乃の想い、翠の葛藤、真央の過去。
どれも“できない”ことの苦しさを抱えながら、それでも前に進もうとしてる。
ラスト近くで起きた“危険な出来事”が、彼らの関係をどう変えるのか。
ただの事件ではなく、それぞれの心を試すような出来事に思えた。
優しい光の中に、切なさが残る回だった。


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