11年前の衝撃が今を支配する
11年前、街頭で襲われそうになった議員・桐谷杏子(板谷由夏さん)と、それを救った二宮奈美(沢口靖子さん)の出会いが実は今に繋がっているっていう構図に、思わず息を飲んだ。
「感謝」から始まった関係が、いつの間にか“人生を左右する瞬間”になっていたなんて。
奈美さんの投げかけた厳しい言葉、その意味が今、重くのしかかってくる。
この回では、彼女たちの過去と現在が交錯して、静かな震えがずっと残っていた。
停電・サイバー攻撃・拉致の三重奏
都内の一部で起きた早朝の一斉停電、発電所へのサイバー攻撃、そして奈美さんの拉致…この三つが同時に動き出す瞬間が、画面越しに心臓を掴まれたようだった。
「発信元は不明」「助手席には写真が」「日没までに命の保証はない」…っていうあの犯行声明の文字が、画面に映った瞬間、寒気が走った。
そして“顔を晒された奈美さん”の写真が、スクロールされていく恐怖…もう、ただのテレビの中の出来事じゃないような没入感。
捜査チームの焦りと、被害者側の絶望が重なって、ずっと緊張が抜けなかった。
“守る”側が危機に立たされるという逆転
奈美さんが“救われる側”から“狙われる側”に切り替わるその瞬間。それがこの回の核心だったと思う。
捜査側の安心がガラリとひっくり返されて、「守るべき人が助けを必要としている」という構図が、めちゃくちゃ衝撃的だった。
高層ビルじゃない、発電所でもない、SNSでもない。
“日常”の延長線上に散りばめられた“侵入”が、静かに侵食していた。
そして橫山裕さん演じる山内徹も、南方睦郎(いちのせ颯さん)も動き始めたけど、画面に映る影が一気に濃くなった気がした。
やっぱり“誰か”が見ている、あの目線の意味
「ずっと見ていた」――あの言葉が耳から離れない。
包丁を手にして、目の奥に何かを抱えた奈美さんの対峙シーン。
“見られていた”という事実と、“見ていた”という怖さの両方が重なって、ゾクゾクした。
そして「僕の番か…」「利用されてる」そんな呟きが、背景に響く。
日常の隣にある侵入者、情報の波が感情を翻弄していく感覚。
見終わったあと、ふとスマホに映る通知音にもドキリとしてしまった。
終わったあとも、あの停電の闇、あの発信元不明の通信、あの写真の拡散…頭の中をグルグル回って、眠れないというか、寝たくないというか、そんな気分になってた。
このドラマ、本当に“情報の時代の恐怖”を丁寧に、でも激しく切り込んでると思う。
見て良かった。次回も…と言えないけれど、「見たからこそ感じる何か」が確実にある。
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