「コーチ」第3話の感想|“尾行”から目覚めた瞬間【ネタバレなし】

本ページはプロモーションが含まれています

背中を押される瞬間がこんなにも震えるなんて

“尾行が苦手”と自覚する 西条(関口メンディーさん)を任された 向井(唐沢寿明さん)、そのコンビがこの回でガツンと動いた。
西条くんの“目立つ体格ゆえの目立ち方”が、逆に壁になってしまってる感じ…。
初日のミスで女性被害者が出てしまった夜、あの緊迫した空気…。
「もうダメだ」という西条くんの重たい吐息に、こちらまで胸が締めつけられた。
それでも向井さんが、ただ励ますだけじゃない“導き”を見せてくれて、ゾクゾクした。

「適材適所」ってこんなに響く言葉だったんだ

ラグビー場のシーン。あれは驚いた。
威圧感を“欠点”だと捉えていた西条くんが、あのフィールドで少しずつ“武器”に変えていく描写。
向井さんが言った「胸を張れ」ってセリフが、夜中にふと蘇って鳥肌が。
尾行という“地味な戦場”で、技術じゃなくて“自分自身を使いこなすこと”を問われる。
刑事ドラマの型を超えて、成長譚として強く心に残った。

教える側と教わる側、境界が揺れる

向井さんが「どうしたら良いと思いますか?」と問いかける場面。
単純な命令じゃなくて、相手に“考えさせる”っていうあの関係性。
教える側がどこまで手を放すか、教わる側がどこまで動くか、そのギリギリをこの回が描いてる。
西条くんがようやく“自分の判断”を現場で使い始めたとき、見てるこちらも息を呑んでた。
教官×刑事って構図なのに、どこか夫婦みたいな呼吸が生まれ出してて、心臓が高鳴った。

「コーチ」の関連グッズを楽天ブックスで探す
「コーチ」の関連グッズをAmazonで探す

コメント