スクリーンの中と外が重なる瞬間
ドラマで共演中の叶翔(木村慧人さん)と七瀬えみか(矢吹奈子さん)。
作品の中では完璧な相性を見せる二人なのに、現実ではまるで噛み合わない関係が続いていて、その“すれ違い”が切なかった。
えみかちゃんが心の奥に秘めている想いが、一瞬だけ表情ににじむ瞬間があって、見ているだけで胸が熱くなった。
「この距離、近づくのかな、それとも…」って息をのむような緊張感が漂ってた。
キューピッドのはずが嵐の中心に
さほ子(畑芽育さん)、優生(大久保波留さん)、一生(NAOYAさん)がワチャワチャしている場面は、前半の癒やし。
その中で皇太(大橋和也さん)が二人をくっつけようと奮闘する姿が、どこか微笑ましくて。
でも頑張れば頑張るほど空回って、むしろ火種を増やしていく感じがリアルだった。
人の恋って、応援したいのに手を出すと余計にややこしくなる…そのもどかしさが見事に描かれてた。
“晴”というスパイスが加わった瞬間
サプライズゲストとして登場した晴(山中柔太朗さん)が、まさに波乱の引き金。
あの笑顔の裏にある“小悪魔な視線”が、場の空気を一気に変えた。
叶翔くんとえみかちゃんの間に立つ姿が、まるでゲームの新ステージみたいに緊張感を高めていく。
酔っ払ったえみかちゃんを巡って、二人が対峙する場面は息を呑むほど。
“絶対譲らない”という叶翔くんの一言が、まるで現実とドラマを繋ぐ合図のようだった。
恋のステージが変わる音がした
第7話を見終わったあと、心の中で「もう後戻りできない」と感じた。
誰も悪くないのに、立場や感情が絡み合って、ひとつの言葉がこんなにも重く響くなんて。
えみかちゃんの瞳に映るのは“役の叶翔”なのか“本当の叶翔”なのか。
その境界線が揺れた瞬間、物語も現実も、どちらもトクベツに感じた。
この回、恋の駆け引きが音楽みたいにリズムを刻んでいて、心がずっと踊ってた。


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