「ちょっとだけエスパー」第1話の感想|“え、これが幕開け?”って唸った瞬間【ネタバレなし】

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どん底から始まる予想外の招待状

会社をクビになり、金も家族も失った文太(大泉洋さん)がネットカフェを泊まり歩く日々…って冒頭だけでもう「何かが変だ」って胸に刺さる。
“面接案内が届く”という瞬間から、既にただの再就職話ではない空気が漂ってて。
最終面接で1粒のカプセルを飲むよう促される文太くん、そのカプセルが合格の鍵になるなんて、想像してなかった。
「あなたは今日からエスパーです」って言われた時、思わず「え、何それ?」って声出しそうだった。

“仮初の夫婦”という奇妙な共同生活

社宅へ向かうと、見知らぬ女性・四季(宮﨑あおいさん)が出迎えてくれる。しかも文太のことを「私の夫」って明らかに信じてる。
「仮初の夫婦として暮らせ」って指令を受けてる時点で、もう普通じゃない。
共同生活の初夜、ベッドで横にいる四季ちゃんの“本気の”夫目線に、文太くんの戸惑いがこっちまで伝わった。
これは“世界を救う”話なのに、何か「愛してはいけない」というおかしなルールが付きまとうあたり、既にゾクゾクした。

“ちょっとだけ”のエスパー能力、その深み

翌朝、文太くんが指定されたアプリにログインしてミッションを受けるんだけど、内容が「傘を夜まで持たせる」「スマホの充電をゼロにする」など、なんとも“どうでもいい”感じ。
でも、そこで彼は気づく。触れた相手の“心の声”が聞こえるという能力に。
手のひらを人に触れたら、その人の内側が開くみたいな。
最初は「おお、すごい!」ってテンション上がるんだけど、次第に「この能力、重い…」って思えてくる。
胸にずんとくる“人の声”がリアルで、笑える場面とゾッとする場面が交互に来て、印象的だった。

未完成だけど、確かな引力

1話だけで全てが明かされたわけじゃないから、「何をどう救うの?」って疑問だらけ。
でもその“何かを救わなきゃいけない”空気と、“触れたら聞こえる”っていう能力の組み合わせで、視聴後に胸にぽっと灯がともった感じがする。
四季ちゃんの笑顔、そして文太くんの絶望と少しの希望、そのギャップがもうずっと頭から離れない。
「ちょっとだけエスパー」ってタイトルに、こんなにも奥行きを感じるとは。

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