「ふたりエスケープ」第2話の感想|無防備な時間がくれる“自由”の味【ネタバレなし】

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この回、まるで時間がゆっくり溶けていくみたいだった。
先輩(岩本蓮加さん)と後輩(冨里奈央さん)の空気感がいつもより軽やかで、見ているこっちまでふっと肩の力が抜ける。
公園での一日が、まるごと小さな逃避のようで、ちょっと羨ましくなった。

童心に帰るって、たぶん最強のリセット

タコの滑り台で遊んだり、泥団子を作ったり。
あんなふうに本気で遊ぶ大人、久しぶりに見た気がする。
後輩が泥まみれになって笑ってる姿、原稿に追われてた彼女とはまるで別人みたいで、あの瞬間だけ世界が柔らかくなってた。
“だるまさんが転んだ”で息を殺してる二人の表情が、なんだか自由そのものに見えた。

子どもたちとのやり取りが生む小さなドラマ

後輩が子どもたちと相撲をする場面、あの瞬間の空気がすごく好き。
笑いながらもどこか本気で、勝ち負け以上に“混ざってる感じ”が伝わってくる。
日常にほんの少し他人が入り込むだけで、あんなにも世界が広がるんだなって思った。

鍵がない夜の“非日常”

遊び疲れて帰ってきたら鍵がない。
普通なら焦るところを、「外で寝よっか」って言える先輩のゆるさが最高。
マンションの玄関先で外泊するという選択が、奇妙なのに心地いい。
夜風の中で並んで話す二人の距離感が、なんとも言えずあたたかかった。

一話ごとに、逃げること=生きることの肯定みたいなテーマが少しずつ見えてきてる気がする。
公園で笑ってたあの時間が、きっと明日をちょっとだけ軽くしてくれる。

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