すみれ(久保 乃々花)ちゃんの心の揺らぎが、画面から伝わってきて切なかった。
“恋人のフリ”という枠組みの中でしか自分を見せられなかったすみれが、橘(柊太朗)くんの存在を通して少しずつ震えはじめる様子……。
職場での噂、後輩・柿崎(井本 彩花)さんとの接近、嫉妬と羨望が心の中でぶつかり合っていて、胸が苦しくなる。
初めて橘の部屋に入るシーン、そのドアの向こうで広がる非日常とすみれの戸惑い、その対比がすごく印象に残った。
フリという灯火の揺らぎ
「男に慣れるまでこのままでいよう」という言葉を受け取った時、すみれの本当の気持ちがぐっと顔を出した気がした。
偽物だと理解しながらも、それを受け入れる覚悟を決める場面に、強さと弱さが混ざった痛みを感じた。
すれ違う視線と焦る胸
柿崎さんと親しく話す橘くんを見たすみれ、その視線の震えと胸のざわめきがすごくリアルだった。
「自分もあんなふうに自然に接したい」って思いが、彼女の中でじわじわ大きくなっていく。
橘くんと接するすみれの態度にも、ほんの少しの変化が見えて、それを拾う演技が素敵だなと思った。
本物の感情が齎す夜の裂け目
夜に交わされた熱いキス――あれがただの演技だったはずなのに、次第に本物の感情が混ざってしまったあの瞬間。
身体と言葉の間にあった線が、あのキスで一気に曖昧になって、見てるこちらまで呼吸が止まりそうだった。
あの夜以降、すみれと橘くんの関係はもう“フリ”だけじゃ済まなくなるだろう。
もう第2話で、すみれの中にある“境界”が壊れ始めた予感がする。
偽りから、本当の心が顔を出す瞬間を、見逃したくない夜だった。
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