第8回を観て、なんだか胸の奥がじんわり温かくなった。
笑いも涙も混ざりあって、松野家の食卓がまるで心の原風景みたいに感じる。
トキ(髙石あかり)の“初めて”がくれた光
お見合いに挑むトキの姿、まっすぐで、少し不器用で、でもとても美しかった。
貧乏脱出という現実的な理由のはずなのに、その奥にある“自分の人生を選びたい”という気持ちが見え隠れして。
初めて見る大人の世界の空気に、胸が高鳴った。
見守る人たちの温度
司之介(岡部たかし)もフミ(池脇千鶴)も勘右衛門(小日向文世)も、まるで自分のことのように緊張してて。
仲人の傳(堤真一)とタエ(北川景子)が添える空気が、少し照れくさくて、でもやさしい。
この人たちのやりとりを見ていると、「家族って、こういう時間の積み重ねなんだな」としみじみ思う。
お見合いの余韻と、その“結果”の重み
中村守道(酒井大成)との出会いがもたらしたものは、きっと“結果”だけじゃない。
トキの中に芽生えた小さな誇りや希望が、夕食の場面の静けさに滲んでいた。
松野家の団欒に流れる時間の優しさが、涙が出るほどあたたかい。
第8回は、誰かの新しい人生の扉が開く瞬間を、ゆっくりと見届ける回だった。
“ばけばけ”らしいユーモアと、しんとした余韻。
この家の時間が、またひとつ愛しくなった。
楽天市場、24時間限定タイムセール | 毎朝10時更新!日替わりで毎日お得!
Amazonタイムセール人気の商品が日替わりで登場。毎日お得なタイムセール
コメント