放送情報と基本データ
2025年10月7日(火)23:15〜に関西テレビ制作・フジテレビ系列の「火ドラ★イレブン」で第1話が放送された。
W主演で齊藤京子と水野美紀が同一人物を演じるっていうキャストが話題になってる。
他にも白岩瑠姫(JO1)、大友花恋、新川優愛、竹財輝之助、内藤秀一郎など豪華キャストが揃っている。
原作はあしだかおる・アオイセイのマンガで、脚本は川﨑いづみが担当している。
第1話あらすじ(ネタバレを含む)
介護士の篠原玲子は55歳のシングルマザーで、娘・優奈と孫の圭太と穏やかに暮らしていた。
ところが圭太の5歳の誕生日に、玲子の目の前で優奈と圭太がマンションから飛び降りるという悲劇が起きる。
優奈は死亡し、圭太は意識不明の重体になった。
現場は「育児に悩んだ末の自殺」と処理されるが、玲子は納得できずに深い絶望に沈む。
自ら命を絶とうと廃ビルの屋上に立ったそのとき、謎の整形外科医・成瀬が現れて「死ぬくらいなら、生まれ変わったらどうだ」と言う。
その直後に玲子の元に届いた差出人不明の動画で、優奈がママ友グループからいじめられている場面が映されているのを知る。
非通知の電話の声により「娘はママ友に殺された」と告げられた玲子は、復讐を決意する。
成瀬の助けで全身整形を受け、25歳の新米ママ・篠原レイコとして生まれ変わった玲子は、加害者たちのママ友グループに潜入していくことになる。
第1話ではまず、レイコ(齊藤京子)の変貌と潜入の始まり、そしてママ友たちの顔ぶれと人間関係の地図が丁寧に描かれる。
主要キャラの印象と演技について
水野美紀が演じる“本来の”篠原玲子の悲しみと絶望の深さが、画面を通じてずっしり伝わってきた。
齊藤京子が演じるレイコは一見軽やかで若々しいが、その目の奥にある冷徹さが徐々に匂い立つ。
白岩瑠姫の成瀬はミステリアスで、彼の「生まれ変わらせる」という提案が物語を強く動かす触媒になっている。
新川優愛演じる新堂沙織をはじめとしたママ友たちは、表面の“仲良し感”と裏の陰湿さの振れ幅がきつくて怖い。
子ども絡みの事件というだけあって、子役の扱いにも細心の配慮が感じられる演出だった。
印象に残ったシーンと伏線
優奈と圭太が飛び降りる場面の直後の静けさが心に残る。
動画で見せつけられる優奈の屈辱的な場面は、視聴者にも怒りとやるせなさを痛烈に与える。
成瀬の「生まれ変わったらどうだ」という言葉がただの救いではなく、復讐のための道具になるっていうのがゾクッとする。
レイコが“隣人の子どもを自分の子どもにする”という手段を使って潜入する具体シーンは衝撃的で、倫理的なラインを踏み越える瞬間がいっぱいある。
第1話の終盤で「これは単なるいじめ問題じゃない」感が強めに出てきて、黒幕や背景にもっと深い闇があることを匂わせている。
テーマと感想(ネタバレあり)
このドラマは復讐劇でありながらも、母性・再生・社会の無関心さを同時に問う作品に感じた。
「正義って何だろう」「どこまでが罪で、どこからが罰なのか」という重たい問いを投げかけてくる。
レイコが加害者たちを“社会的に抹殺”していく過程はスリリングで痛快な部分もある一方で、同情の境界線が曖昧になっていく怖さがある。
特に第1話は序章としての完成度が高くて、人物関係と動機がかなりクリアに提示されている。
それに伴って視聴者側にも「味方になれるか否か」の選択を迫る作りになっていて、感情が揺さぶられる。
気になる点と今後への期待
全身整形で“若返る”という設定はフィクションとして面白いけれど、そこから生まれるアイデンティティの問題や法的な着地がどう扱われるか気になる。
レイコが使う潜入手段や、その代償がどれほど大きいのかを今後じっくり見たい。
また、成瀬の正体や目的、ママ友グループの背後にいる黒幕の存在が次回以降の大きな見どころになるはず。
倫理的にグレーな行為が次々と提示されるだろうから、視聴者の感情の振り子が激しく揺れる展開を期待している。
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