恋フレ1話ネタバレ感想と今後予想

恋フレ～恋人未満がちょうどいい～第1話（ネタバレあり）

2025年10月ドラマ

2025.10.03

“ルールで守られた関係が、すでに壊れそうな予感…”

放送情報＆キャストのおさらい

2025年10月2日（木）よりMBS「ドラマフィル」枠で放送スタート。
主演は川津明日香（津山世莉役）と樋口幸平（加賀谷真尋役）。
原作はWEBTOON発の人気ラブストーリー。
“友達以上・恋人未満”という、甘くて危うい距離感を描く作品。

世莉は出版社で働く編集者。
過去の恋愛で傷ついた経験があり、恋に臆病になっていた。
それでも心の奥では“ときめき”を求めている。

そんな世莉が出会ったのは、デザイナーの真尋。
彼も「恋はしたいけど重さはいらない」と思っていた。
ふたりは意気投合し、“恋フレ”という関係を結ぶ。

“恋フレ”とは、体の関係やキスはなし。
恋人未満として一緒に過ごし、ときめきだけを楽しむ関係。
最初のお試しデートで訪れた水族館。
暗がりの中でふと近づく距離感に、世莉の胸は高鳴る。
でも、ルールを思い出し、口には出せない。

親友・あゆるに相談しながら、世莉は正式に“恋フレ”として進むことを決める。
けれど真尋の中にも過去の影があり、それが静かに物語を揺さぶっていく。

第1話は、甘さと切なさが同居する独特の雰囲気だった。
ルールで守られているからこそ安心できる。
でも、そのルールがあるからこそ「好き」と言えない苦しさが生まれている。

世莉の臆病さや、真尋の余裕そうに見える裏にある影が対比的。
特に水族館のシーンは印象的だった。
光の少ない空間で、互いに意識しながらも言葉にできない感情。
視線や沈黙がセリフ以上に胸に響いた。

そして「この関係、いつ壊れるんだろう」と思わせる緊張感が早くも漂う。
“恋フレ”というルールは、ふたりを守っているようで、逆に縛っている。
そのもどかしさが第1話の見どころだった。

– 真尋の過去の影は何なのか。
– 世莉はいつ“好き”を口にできるのか。
– “恋フレ”のルールは最後まで守られるのか、それとも破られるのか。
– 親友あゆるや真尋の仲間たちが、ふたりにどう影響するのか。
– 恋人未満という関係が、どこまで恋に近づいていくのか。

第1話は、恋人未満のルールから始まる危うい関係を鮮やかに描いていた。
ただの恋愛ドラマじゃなく、ルールと感情の狭間で揺れるふたりの物語。
これからどうなってしまうのか、もう目が離せない。