司之介(岡部たかしさん)が突然いなくなってしまう展開から始まる第4回。
松野家に漂う不安や空虚感が、画面越しにじわじわ伝わってきて、胸の奥に重くのしかかるようだった。
トキ(福地美晴ちゃん)やフミ(池脇千鶴さん)、勘右衛門(小日向文世さん)の表情が、それぞれに違う“待つ”気持ちを表していて、何度も心を揺さぶられた。
家族を思う声とすれ違う想い
トキが登校途中で司之介を見つけて駆け寄るシーン。
「家に帰ろう!」と必死に呼びかける声が、子どもの純粋な願いそのもので、胸が締め付けられた。
けれど、司之介がかたくなに拒む姿には、ただのわがままではない、深い理由を感じさせる影が差していて…あの場面の衝撃は忘れられない。
残された者の不安と葛藤
帰ってこない日々が続くなかで、フミや勘右衛門の姿が本当に切なかった。
怒りや悲しみ、諦めきれない気持ちが入り混じった空気が、見る側の心までかき乱す。
「もし自分がその立場だったら」と自然に考えてしまって、家族をつなぐ絆や責任について思わされる瞬間が多かった。
遠く離れた地での絶望
一方で描かれるアメリカのレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)。
まるで松野家の混乱とシンクロするように映し出される彼の“絶望”のシーンは、第4回全体のトーンをさらに深めていた。
異国の地で彼が抱えている心の闇が、今後どんな意味を持つのか。静かに不安と期待を煽る描写だった。
第4回は、消えてしまった存在をめぐる心のすれ違いや葛藤が、息苦しいほど濃く描かれていた。
観終わったあとも、トキの叫ぶ声が耳から離れず、家族の在り方についてずっと考えさせられる回だった。
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