人間関係ボロボロからのスタートがリアルすぎる
相楽俊一（大東駿介さん）の登場シーン、もう最初から心臓にグサッとくるんだよね。
部下にそっぽ向かれて、仕事の場がガラガラ崩れていく感じがリアルすぎて…。
それなのに、横にいる福助の存在が妙にあったかい。
犬だけが最後に残るっていう設定、なんか切ないのに「うん、あるかも」って思わされる。
集まってくる仲間たちがクセ強すぎて最高
石森玲花（飯豊まりえちゃん）の勢いある若さと、相楽との衝突シーンはハラハラしすぎて呼吸忘れそうになったし。
清家（片桐はいりさん）の独特すぎる存在感にはクスッとさせられた。
三田（こがけんさん）のカメラマン魂も、滑沢（松坂慶子さん）の獣医としての包容力も、ただの仲間集めってレベルじゃない濃さ。
誰もが一筋縄じゃいかないから、集まると空気がピリピリするのに、なんか見たくなっちゃうんだよね。
犬が見つめるだけで空気が変わる瞬間
このドラマで一番やられたのは、やっぱり犬の瞳。
セリフでも音楽でもないのに、視線ひとつで人の心がほどけていくあの場面…。
あの衝撃は忘れられない。
まさかあの人物が、あんな風に変わっていくなんて。
見てたら胸の奥がじんわり温かくなったの、ほんとに不思議。
令和の心をほぐす物語
人間関係がギスギスしてる空気とか、職場の行き詰まり感とか、妙に現実と重なっちゃって苦しくなるんだけど。
その先に犬と人が一緒に作る企画がある。
傷だらけの人の心を犬が優しく解きほぐしていく感じが、ただのドラマっていうより「ちょっと救われた」って気持ちになれた。
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