「いつか、無重力の宙で」第12回の感想|あの日の光が再び胸を照らす【ネタバレなし】

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夢の無謀さと向き合うとき

人工衛星なんて、素人が挑戦するにはあまりにも大きすぎる。
彗(奥平大兼さん)にその現実を突きつけられた飛鳥(木竜麻生さん)が落ち込む姿は、見ていて胸が痛くなるほどだった。
でも、それがこの物語の核心でもある気がして、ただの挫折シーンには見えなかった。

仲間の言葉に救われる瞬間

ひかり(森田望智さん)が「この4人がそろえば何とかなる」と伝える場面。
その言葉の力強さに、自然と涙腺が緩んだ。
仲間がいるから前を向ける、そのシンプルな事実がすごく眩しく感じられた。

皆既日食の記憶が呼び覚ますもの

2009年7月22日の皆既日食を、補習を抜け出して見に行った思い出。
その描写が、単なる過去の回想じゃなくて、今の彼らの背中を押しているように感じられた。
「無敵だった高校時代」という言葉が、そのまま光になって画面からあふれていた。

決意が未来を描き出す

周(片山友希さん)と晴子(伊藤万理華さん)を含めた4人の表情が、一人一人違うのに、同じ方向を見ているのが印象的だった。
決して簡単じゃない道だけど、だからこそ一歩を踏み出す姿が心に刺さる。
その瞬間、自分まで何かを始めたくなるような衝動に駆られた。

主題歌、吉澤嘉代子「うさぎのひかり」をレコチョクで聴いてみる

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