「僕達はまだその星の校則を知らない」第5話の感想|流星群より眩しい瞬間があった【ネタバレなし】

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「僕達はまだその星の校則を知らない」第5話の感想

合宿の舞台はまさかの場所

夏休みの天文ドーム閉鎖というハプニングから始まった今回。普通なら「じゃあ中止だね」で終わりそうなのに、江見(月島琉衣さん)の大胆な提案が全部ひっくり返した。健治(磯村勇斗さん)の家で合宿って、最初はびっくりだけど、その後の可乃子(木野花さん)とのやりとりがまたリアルで温かい。あの“ためらい”があったからこそ、決断の重みが感じられた。

にぎやかな到着と、それぞれの期待

当日集まったメンバーが玄関に立った瞬間から、合宿のワクワク感が画面いっぱいに広がる。珠々(堀田真由さん)、斎藤(南琴奈さん)、藤村(日向亘さん)、三木(近藤華さん)、高瀬(のせりんさん)、江見、そして生物科学部の内田(越山敬達さん)まで加わって、ちょっとしたお祭り状態。みんなの胸の中にはそれぞれ違う“目的”があるのに、それが夜空の下で一つに溶けていく感じがたまらない。

台所で見えた素顔

夕食の準備をする健治と可乃子を手伝う珠々。この台所のシーンが、静かなのに妙に印象的だった。学校では見せない健治の柔らかい笑顔に、珠々の視線がほんの一瞬止まる――あの間がすごく意味深で。観てる側も、「あれ、これは…?」って息をのむ瞬間だった。

語られた過去と、その先にあるもの

健治が珠々に打ち明けた小学生時代の記憶と、そこからつながる心の傷。その内容は言わないけど、聞いた珠々の反応がすべてを物語っていた。そして、その会話のあとに訪れる“ある出来事”が、合宿という楽しい時間の中でひときわ輝く瞬間になっていて…あれは本当に、流星群以上のインパクトだった。
第5話は星空や合宿の雰囲気だけじゃなく、人と人との距離が変わる瞬間が丁寧に描かれていて、観終わった後もしばらく余韻が消えない回だった。あの人物のあの表情――忘れられない。

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