「奪い愛、真夏」第3話の感想
松本まりかさんの揺れる感情がリアル
真夏役の松本まりかさん、踏みとどまる瞬間の震えるまつ毛や息遣いがすごく印象的だった。理性と感情がせめぎ合う様子が表情だけで伝わってきて、胸がキュッと締めつけられた。
安田顕さんの大人の色気と温かさ
時夢を演じる安田顕さん、社長としての頼もしさと、ふとした瞬間に見せる柔らかい眼差しのギャップが魅力的だった。真夏を見る目に優しさと危うさが同居していて、ドキッとした。
高橋メアリージュンさんの迫力ある愛情表現
未来役の高橋メアリージュンさん、愛する気持ちが強すぎて行動が過激になる様子が迫真だった。感情が爆発する瞬間の声の張り方や目力が圧倒的で、画面から目が離せなかった。
森香澄さんの計算高い表情演技
花火役の森香澄さん、裏で糸を引いているような微笑みや視線の送り方がすごく巧みだった。可愛らしさの中に冷たさを感じさせる演技で、人間関係をかき乱す存在感が際立っていた。
石井正則さんの鋭い観察眼を感じさせる演技
菅役の石井正則さん、相手の一言一言を逃さないような目線や、反論するときの間の取り方が印象的だった。ビジネスの場での緊張感をしっかり作り出していて、説得力があった。
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【類似コミック作品】5作品
『失恋ショコラティエ』(水城せとな)
報われない恋、嫉妬、駆け引きが渦巻く恋愛ドラマ。主人公の心情描写が濃密で、社内や周囲の人間関係の駆け引きが『奪い愛』に通じる。
『昼顔』(井上由美子 原作)
既婚者同士の不倫と心理戦。道徳と欲望の間で揺れる人物たちの描写が近い。
『Deep Water〈ディープウォーター〉』(楠本まき)
男女の愛憎、秘密、心の奥底の欲望を濃密に描く。静かな場面と衝撃的展開の落差が似ている。
『ホリデイラブ ~夫婦間恋愛~』(こやまゆかり 原作/草壁エリザ 作画)
夫婦間の裏切りや執着、関係修復を巡る攻防。心理戦とドロドロ展開のバランスが『奪い愛』向き。
『あなたがしてくれなくても』(ハルノ晴)
夫婦関係のすれ違いと外の恋愛感情。現代的でリアルな恋愛心理が軸にあり、『奪い愛』の人間模様と重なる。
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