『三人夫婦』第5話の感想

拓三のちょっとした表情の変化とか、声のトーンだけで複雑な感情が伝わってきて、浅香航大さんほんと上手だなって思った。嫉妬とか不安とか、自分の気持ちに戸惑ってる様子が自然すぎて、胸がきゅってなったよ。無言で帰るシーンなんて、セリフなくても全部伝わってくるのすごい。

美愛を演じる朝倉あきさんの、ほんわかした優しさが全体の空気をふわっと包んでた感じがしてすごく心地よかった。二人の間に挟まれてるのに、自分の感情を抑えて相手のことを気遣ってる演技がとっても丁寧で、まさにバランス役って感じだった。目線やしぐさが全部やさしいのも印象的だったな。

新平役の鈴木大河さん、最初の明るくてちょっと甘えん坊な感じがかわいかったんだけど、だんだん戸惑いや不安が見えてくる演技の切り替えがめちゃくちゃ自然で、見ててびっくりしちゃった。美愛に頼る姿と、拓三の態度に傷つく姿のギャップが胸に響いたよ。

三人で食卓囲むシーン、何気ない会話の中にある微妙な空気のズレとか、目線の動き一つで「あ、今なんか感じたな」って伝わってくる演技がほんとリアルだった。それぞれが自然体に見えるからこそ、ちょっとした緊張感がグッとくるし、見てる側もその空気に巻き込まれてドキドキしちゃった。

拓三の「気にしてないフリ」ってほんと難しい演技なのに、浅香航大さんはそれをすごく自然に演じてて感動した。顔は笑ってるけど目が笑ってないとか、言葉を飲み込む瞬間とか、細かいところで本音を見せてくれる感じが最高だった。抑えた演技でここまで伝えられるの、すごすぎる。