『ソロ活女子のススメ5』第3話の感想

江口のりこさんが演じる恵って、ほんとに“ひとり時間を楽しんでる大人の女性”って感じがリアルで素敵だった。植物を眺めるときの穏やかな表情とか、静かな空気をまといながらもどこか芯のある雰囲気がすごく心地よくて、見ているこっちまでリラックスできたよ。

熱帯植物を前にしたときの江口さんの立ち居振る舞いが、ガチガチでもテンション高すぎでもなくて、すっごくちょうどよかった。なんでもない植物との時間を大切にする様子が、演技ってことを忘れそうになるくらい自然で、まさに“ソロ活女子”の理想そのものだったと思う。

夢の島熱帯植物館で出会う常連っぽい女性を演じた赤間麻里子さんがまた、絶妙な距離感で印象的だった。語りすぎず、でも心に残るような穏やかなトーンで話す姿が、静かに恵の世界に溶け込んでてすごく良かった。ああいう出会いがあるのも、ソロ活の魅力なんだなって思えたな。

セリフがない瞬間でも、江口のりこさんって表情ひとつでちゃんと“何を感じてるか”が伝わってくるのがすごいんだよね。植物に見入ってるときのまなざしとか、ふとカフェでひと息つくときの顔に、癒されてるのがにじみ出てて、感情表現がほんとに繊細だった。

ソロ活を楽しむ恵ってキャラが、江口のりこさんに本当にハマってて、もう“この人しかできない”って思った。ひとりでいることに誇りと自由を感じてる感じが、言葉よりも仕草やたたずまいからにじんでて、見てるだけでこっちも勇気をもらえるような気がしたよ。