『続・続・最後から二番目の恋』第1話の感想



小泉今日子の“ため息”に胸がキュッとした
千明を演じる小泉今日子さんの、ふとした表情やため息ひとつひとつにリアルさがあって、胸がギュッと締め付けられたよ。自分の未来にちょっと戸惑ってる感じとか、無理に強がらない姿がすごく自然で、見ていて共感しかなかった。年齢を重ねた女性の複雑な心の揺れをこんなに繊細に演じられるなんて、本当にすごいなって思ったよ。
中井貴一の“疲れた笑顔”がたまらない
和平を演じる中井貴一さんの疲れ気味な笑顔がね、なんか妙にリアルで、すごくじんわりきた。若い頃みたいに無理がきかない中で、なんとか毎日をやり過ごしてる感じが滲み出てて、演技っていうより本当にそこに“生きてる”感じがした。ちょっとしたしぐさや視線に哀愁があって、思わず応援したくなっちゃった。
内田有紀のテンポ感がやっぱり最高
万理子役の内田有紀さん、相変わらずいいテンポで空気を動かしてくれる感じがして最高だったよ。ちょっとツンとしてるのに、根っこはすごく優しいっていう複雑さをサラッと演じてて、見てるこっちまで楽しくなるの。言葉の間とか視線の動かし方が自然すぎて、やっぱり彼女がいると場面がキュッと締まるな~って改めて感じた。
坂口憲二の“静かな頼もしさ”が沁みる
真平を演じる坂口憲二さんがすごく良かった。派手なセリフがあるわけじゃないんだけど、佇まいとか声のトーンから“この人、信頼できるな”って思わせてくれる感じ。カフェの雰囲気と彼の落ち着いた雰囲気がすごく合ってて、画面に映るたびにほっとした。やっぱり坂口さんの存在感って唯一無二だな~ってしみじみ思ったよ。
飯島直子の“ちょっと退屈な日常”がリアル
典子役の飯島直子さん、何気ない日常にちょっと飽きてる感じがすっごくリアルだったの。何かを変えたいけどどうしていいかわからない、みたいなもどかしさがすごく伝わってきた。昔からキラキラしてたイメージのある飯島さんが、あえてちょっと物足りなさを抱えた女性を演じてるのが新鮮で、すごく引き込まれたよ。


