『パラレル夫婦死んだ“僕と妻”の真実』第2話の感想

伊原六花が演じるなつめ、すごく切なくて胸が痛くなる。幹太がいない世界で気丈に振る舞う姿が、強さと同時に彼女の内面で抱える寂しさや葛藤を感じさせて、リアルに心に響くよ。特に、幹太のメモを見て涙ぐむシーンは、彼女の感情が溢れていて、本当に素晴らしい演技だった。

伊野尾慧の幹太、すごく共感できるキャラクターだよね。なつめの不倫疑惑にモヤモヤする気持ちがすごく伝わってきて、彼の葛藤や心の動きが細かく表現されていて引き込まれる。特に、なつめの部屋で酔いつぶれているシーンでの驚きや焦りが、リアルすぎて心が揺さぶられた。

松倉海斗の田村、何とも微妙な立ち位置で演じているよね。不倫の疑惑がある中で、どこかギリギリの距離感を保ちながらも、なつめに対して優しさを見せる部分があって、ちょっとした心の揺れを感じる。演技が自然で、田村がどんな存在なのか考えさせられるシーンが多い。

八嶋智人の守谷、なんかちょっと頼りない雰囲気がすごくハマってる！上司としての責任感を感じさせつつも、どこかふわっとした感じが微妙にリアルで、なつめに対する態度に複雑さを感じるんだよね。八嶋さんの演技がその微妙な部分をうまく引き出していて、彼のキャラクターに深みが出てる。

野村康太の丸山、すごく魅力的！ゲームバーの店長としての落ち着いた雰囲気が、シリアスなシーンでもうまく溶け込んでるんだよね。ちょっとした表情や仕草で、丸山の内面にある秘密が垣間見える演技が良くて、彼のキャラに引き込まれる感じがすごく強い。

『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』第2話の感想