『クジャクのダンス、誰が見た？』最終回の感想

心麦を演じる広瀬すずの演技が、本当にすごすぎた。特に京子と対峙するシーンでは、彼女の表情や声の震えがリアルすぎて、まるで心麦の心情がそのまま伝わってくる感じ。感情の波がすごくて、見ているこっちまで息が詰まるような緊張感だった。

京子を演じた西田尚美の演技が、もう鳥肌モノだった。最初は普通の母親に見えるのに、真相が明かされるにつれてどんどん狂気が滲み出てくる感じが怖すぎた。特に、包丁を持ったあのシーン、目の奥に闇を感じてゾクッとした。

鳴川役の間宮啓行の演技、すごすぎない？犯行を告白するシーン、言葉一つ一つに重みがあって、見てるだけで心臓がバクバクした。語り口は冷静なのに、抑えきれない感情が滲んでいて、もう引き込まれっぱなしだった。

松風を演じる松山ケンイチの落ち着いた雰囲気が、物語にいいバランスをもたらしてた。どんな状況でも冷静な感じが、本当に頼りになる存在って感じで素敵だった。抑えた演技なのに、ちょっとした表情の変化で気持ちが伝わるのがすごい。

春生を演じるリリー・フランキーの演技が、もう切なすぎた。特にラストのあの表情…言葉は少ないのに、すべてを悟ったような目が印象的すぎた。彼がいるだけで、物語の重みが増す感じ。やっぱり圧倒的な存在感だった。