『アンサンブル』第10話の感想
松村北斗の繊細な感情表現に引き込まれる
真戸原を演じる松村北斗くん、もう感情の揺れがすごすぎた…。母親に冷たい言葉を投げかけられたときの、一瞬息をのむ表情がリアルすぎて胸が痛くなった。怒りと悲しみをこらえながらも、どこか母を求める姿が切なかった。
川口春奈の真っ直ぐな演技が心に響く
瀬奈役の川口春奈ちゃん、本当に真戸原のことを大切に思っているのが伝わってきた。ケイに冷たく突き放された後の「これで終わりにしていいの?」って問いかける声が優しくて、でも強さもあって、すごく心に響いたよ。
浅田美代子の演技がリアルすぎて苦しい
ケイ役の浅田美代子さん、最初は穏やかに感謝の言葉を伝えるのに、最後はお金を無心するという振れ幅が圧倒的だった。優しい母親になったのかと思いきや、結局は変わらない…。そのリアルすぎる演技が余計に切なかった。
田中圭の包み込むような優しさが素敵
宇井を演じる田中圭さん、瀬奈のことを本当に理解している大人の余裕があって素敵だった。「瀬奈には彼が必要だ」っていうセリフ、ただの優しさじゃなくて、瀬奈の気持ちを全部わかった上で言ってるのが伝わってきた。
光石研の電話のシーンが印象的
和夫役の光石研さん、病院からの電話を受けるシーンがすごくリアルだった。言葉自体は淡々としてるのに、目の奥に心配や戸惑いが見えるのが絶妙で、長年の経験を感じさせる名演技だったよ。