蓮佛美沙子と永作博美が共演するNHK夜ドラ『バニラな毎日』に、新たなキャストが発表されました。
土居志央梨、伊藤修子、和合由依、中島ひろ子、谷村美月、筒井真理子が出演し、心に響く物語がさらに深みを増します。
お菓子を通じて人と人がつながるドラマに、期待が高まります。
お菓子がつなぐ心の物語
『バニラな毎日』は、小さな洋菓子店を舞台にしたスイーツヒューマンドラマです。
主人公・白井葵(蓮佛美沙子)は夢だった洋菓子店を開きますが、経営がうまくいかず閉店することに。
そこに現れるのが、個性的な料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)。
閉店した店を使い「たった一人のためのお菓子教室」を始めます。
お菓子教室に通う生徒たちは、それぞれ心に傷や悩みを抱えています。
しかし、作りたてのお菓子を味わう時間が、孤独な心を癒していきます。
個性豊かなキャラクターたち
新キャストには多彩な役どころが揃いました。
土居志央梨が演じる順子は外資系コンサルタントで、フルーツタルト作りを通じて自身の葛藤と向き合います。
伊藤修子は迷彩服姿で現れる優美を熱演。
お菓子作りに積極的になれない背景が、物語を動かします。
和合由依が演じる高校生・結杏は、お菓子が大好きで明るい性格ですが、母親に言えない思いを抱えています。
彼女の母親を演じる中島ひろ子は、愛情が過剰になりすぎる母親像を繊細に表現しています。
時代を超えて描かれる母と娘
葵の母親役には、谷村美月と筒井真理子が二人一役で出演します。
谷村は葵の記憶に登場する30代の母を、筒井は現在の母を演じます。
母と娘の微妙な距離感や、言葉にしきれない感情を細やかに表現。
特に、監督と話し合いながら紡がれた母娘の関係性は、視聴者の共感を呼ぶことでしょう。
まとめ
『バニラな毎日』は、お菓子作りを通じて心を癒し、人とのつながりを描く物語です。
新キャストたちが演じる多彩なキャラクターたちが、物語にさらなる魅力を添えます。
15分間の優しい時間が、きっと観る人の心をほぐしてくれるはずです。