富永のSOSと、御上先生が向き合う過去
TBS系日曜劇場『御上先生』の第9話、めちゃくちゃ感動した。
今回は富永(蒔田彩珠)の家庭事情が明らかになったんだけど、「自分にできることはここにいないことかも…」って思っちゃうくらい追い詰められてたのが本当に切なかった。
一方で、御上先生(松坂桃李)も過去と向き合うことに。重いテーマなのに温かさもあって、涙なしには見られない回だった。
雨の中の富永、「SOSが出せた、偉かったよ」
御上先生と次元(鈴鹿央士)は、富永からの電話を受けて急いで駆けつけるけど、彼女の姿がない。
そんな時、近くにいた男の人たちが「制服の子が酔っ払ってる?」って話してるのを聞いて、慌てて探したら、雨の中、ゴミ捨て場みたいなところでへたり込んでる富永を発見。
「ちゃんとSOSが出せた…偉かったよ」って御上先生が優しく声をかけるシーン、本当に泣けた。
次元の家に連れて行かれた富永は、少しずつ気持ちを話し始める。弟・リュウが障害を持ってて、家にいると不安定になっちゃうから、帰る時間を遅くしてたこと。
なのに、弟が荒れてしまって「いい加減にしなさい!」って言っちゃったこと。
その後、血まみれになってる弟の手を見て「私にできることはここにいないことかも」って思っちゃったこと…。富永、ずっと一人で抱えてて、苦しすぎる。
御上先生、母と向き合う決意
特別養護老人ホームに行った御上先生、富永、次元の3人。
そこにいたのは御上先生のお母さん(風吹ジュン)。
でも、お母さんは亡くなった兄・宏太のことを忘れられなくて、御上先生のことも「宏太」と呼び続けてる。
そんな母に対して、御上先生は初めて「僕は孝だよ」って伝えるんだよね。
ずっと避けてた母親と、ついに向き合おうとする御上先生の姿に、富永もグッとくるものがあったみたい。これがきっかけで、富永も弟とちゃんと向き合おうって思えるようになったんだろうな。
「愛してるぜリュウちゃん」――富永の決意
御上先生のお母さんと向き合う姿を見て、富永も「ちゃんとリュウちゃんと話す」って決意。
御上先生に「弟さんが気持ちに応えてくれるとは限らないよ」って言われるんだけど、それでも「今日は『愛してるぜリュウちゃん』って言いたい」って泣きながら話すシーンがもう号泣もの。
これまでずっと伝えられなかった「大好き」って気持ちを、ようやく言葉にできるようになった富永。
本当に強くなったなあって思った。
翌日、教室に入ってきた富永が、御上先生にグッドサインを送るんだけど、それに御上先生が小さく返すのも、めちゃくちゃエモかった。
まとめ:心を通わせる大切さを描いた感動回
第9話は、富永の家庭のことが明かされて、御上先生自身も母親と向き合う回だった。
「家族だからこそ伝わらないこともあるし、すれ違うこともある」っていうテーマが、すごく刺さる。
でも、それでも「向き合おう」って一歩踏み出すのが大事なんだなって思った。
視聴者からも「富永のSOS、ちゃんと受け止めてもらえてよかった」「涙止まらない回だった」って感想がたくさん。
次回、物語がどう動いていくのか、ますます楽しみ。