『風のふく島』第7話の感想
エンディングテーマ 柴田聡子「Passing」を聴いてみる
本田響矢の成長する田伏役
本田響矢が演じる田伏は、最初は三橋の自由な振る舞いに対して警戒心を抱いていますが、次第に心を開いていく過程がとても自然でリアルです。田伏の内面的な成長が感じられ、彼がどんどん優しさを見せるシーンは心温まります。本田の演技は田伏の純粋さと真剣さをしっかりと表現しており、物語に深みを加えています。
柳俊太郎の自由で魅力的な三橋
柳俊太郎が演じる三橋は、最初から自由奔放で少し掴みどころのないキャラクターとして描かれています。彼の演技はその無邪気さと少し飄々とした態度が際立ち、周囲に対して不安定ながらも魅力的な雰囲気を与えています。三橋の心境に変化が現れるシーンでは、柳の表情や声のトーンに微妙な感情の変化が感じられ、視聴者を引き込んでいます。
田伏と三橋の関係性を見事に描いた演技
本田響矢と柳俊太郎のコンビネーションは非常に良いです。最初は対立し合う田伏と三橋が、次第に信頼を築いていく過程が二人の演技によってとても自然に表現されています。特に、田伏が三橋の変化に気づき、少しずつ心を開く場面では、二人の微妙なやり取りに感情がこもっていて、感動的です。
三橋の過去を演じる柳俊太郎の深み
柳俊太郎が三橋の衝撃的な過去を明かすシーンでは、その感情の揺れがとてもリアルに感じられます。三橋の過去が明らかになる瞬間、柳の演技に込められた深い悲しみや後悔が視聴者に伝わり、彼のキャラクターに新たな層が加わりました。柳の繊細な表現力が三橋のキャラクターに深みを持たせ、物語に強い印象を与えます。
田伏と三橋の微妙な感情の変化を演じる本田響矢
本田響矢は、田伏が最初は三橋に対して抱えていた不信感から、徐々に打ち解けていく過程をとても繊細に演じています。田伏が三橋との関係に変化を感じ始め、心の中で葛藤する場面では、本田の演技がその心情をしっかりと表現しており、観る者に強い感情移入を促します。彼の演技力が物語に引き込まれる要因となっています。
エンディングテーマ 柴田聡子「Passing」を聴いてみる
