「25時、赤坂で Season2」第6話の感想|“愛と演技”の境界線が溶けていく夜【ネタバレなし】

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演じることと、生きることのあいだで

稽古期間に入った白崎(新原泰佑さん)が、青山(中村まことさん)の厳しい指導に追い詰められていく姿が印象的だった。
舞台の上では“役”を生きているはずなのに、その言葉が現実の彼自身に突き刺さっていくようで、見ているこちらまで息が詰まる。
黒木(夏生大湖さん)の完璧な演技が、白崎にとって刺激でもあり、痛みでもある――その微妙な感情の交差がとてもリアルだった。
“表現”って、結局は自分の中の傷と向き合うことなんだと思わされる。

羽山の挑戦、新しい扉を開く瞬間

一方で、羽山(駒木根葵汰さん)は映画の撮影準備に突入。
監督の要求が高くて、新しいアプローチを求められる場面では、彼の中の俳優としてのプライドと不安がせめぎ合っていた。
これまでの“理想の羽山”を脱ぎ捨てて、何かを掴もうとする表情がとても印象的。
誰かの期待を背負って立つことの重みと、それでも進もうとする強さに、心が揺さぶられた。

癒し合う時間がくれる静かな勇気

自宅で過ごす白崎と羽山の時間は、まるで嵐の合間のような穏やかさだった。
何気ない仕草や視線のやり取りの中に、信頼と優しさが滲んでいて、“癒し”という言葉がこれほど似合う関係もない。
お互いに寄り添いながら、現実の苦しさや迷いを少しずつ解かしていく。
「大丈夫」と言葉にしなくても伝わる安心感が、この物語のいちばんの救いだった気がする。

表現者として、恋人として

第6話は、“演技”というテーマを通して、白崎と羽山が自分自身を見つめ直す物語。
役を通じて、恋を通じて、互いに知らなかった一面を映し出していく。
一緒にいるだけで前に進める、そんな関係が描かれていて、静かな感動が胸に残った。
終わったあと、ふたりの言葉がまるで心の中に残るセリフみたいに響いていた。

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